1882年。冒険好きの変わり者ジュラール・ダルクール公爵は国王に命じられ、不気味な島を訪れる。全七話からなる人形絡みの不可思議を、ダルクール夫妻は解決できるのでしょうか。全話読み切り。ちなみにジュラールの外見イメージはブロンドにした俳優ジョー・マンガニエロです。 ※この作品は2015年にpegasusとしてサウンドノベル作品の登録と発表をしたものです。
オッドアイの千里眼を持つ青年、朱鷺島レイは森と緑の丘に囲まれた別荘地の屋敷に探偵事務所を構えている。一年前に起きた事件で事務所に加わり恋人になったビアンカ・椿と、トラウマ解明をしてもらった青柳猫太郎もこの別荘地で暮らすようになっていた。青柳のトラウマの内容や、一年前フィンランドの地で夢食い士の老人とともに解決した事件のその後を追います。新たに事務所のある別荘地でも様々な事が起こり、朱鷺島や新しく加わった仲間が解決へと導きます。
2015.10月、ライトノベル研究所にて重複掲載作品。鍛錬所でメアリー・シュチュアートにまつわる物語を書いて欲しいと所望されたため書き上げた内容になります。
聞き覚えのあるオカリナの音。きしむ船内で目を覚まし、その音の元へと足を運ぶ。 翼人は翼に風を受け、夜を楽しんでいた。オカリナの音が、その子を優しく包み込んでいた。
変わり者の両親を持つ明日歩の悩みは絶えない。しかし、それは在りし日のぜいたくな悩みだと知ったのは、高校生になって間もない頃。移り変わって行く環境に、慎ましくも果敢に立ち向かっていく明日歩の成長物語です。
小さな楽団で第二ヴァイオリンをする織部麗子。そして普段は教会で働くパイプオルガン奏者のカイル・ホースナー。彼らはそれぞれの過去を抱えながらも次第に惹かれあっていき、楽団のために様々な作曲を通して心を通じ合っていく恋愛ストーリー。
高い漆喰塀に閉ざされた学び舎で生きる美しい少女たち。外界を知らない十五の千鶴は、日本庭園の睡蓮鉢に泳ぐ金魚を見つめては自身を重ね、囲われた場から自由というものを望むようになっていた。
アフェランドラとの試合を終え、終わりを迎える交流祭。 同時に非常にまずい状態に陥ったことを恋愛マスターより告げられるロイド。 みんなとドタバタするロイドに対してエリルは――