3枚の猫の絵を残して逝った社会不安障害22歳の青年
母親の死が原因で声を失ってしまった少年、沙耶原麗太。 父親の単身赴任を機に、母親と二人暮らしをしている少女、平井優子。 僅か小学五年生ながらも孤独に堕ちた少年と、同じく小学五年生の極々平凡な孤独を知らない少女。 相対する二人を軸に、物語が動き出す。
みんな一人。 でも、みんなどこかに。 それぞれの主観で、3部構成です。
青年が向かうのは、最愛の彼女のお墓参り。行き場がなくとも、思いは積み重なって。ずっと枯れる事の無い、涙の花。
新興宗教にのめり込んだ兄と妹のある日の夕食の後の出来事。
毎日、午前中に花を買いに来る小学生の男の子。彼が花を買うのはとても切なくて純粋な気持ちからだった。 365日経ったその日、奇跡は起こる。
花の中には逆境にあってこそ、美しく咲くものもあります。 愛すべき孤高の美しさ、ととらえて書きました。
ネヴァーエンディング・ストーリーな感じです。
僕は恋をした。 空に 音に そして 君に。
アクシデント。母と子。父と子。夫婦の絆。親しいひとの死。尊い犠牲。知恵者の不在。 そんなものがかけたらと、思いながら書きました。
道も、希望も、愛も見出す気力を失った方へ届くものがあるのなら嬉しい限りです
つきとのたいわ