【エッセイ集】 [うら若き病める詩性の喪失を憂う] [犬死論] [硝子盤] [蜘蛛の死に際して] [正道の小説──坂口安吾文学論──] [その批評は恋文であった──ボオドレールについてのメモ──]
【詩集】 [ブラックバード] [少年の翳] [海へいきませんか] [無垢と花] [死にぞこない宣言] [噛み煙草] [溺れる月] [ネモフィラブルーの友に──渡逢遥に──] [病室のカーテン] [匿名の歌] [重ねられた掌] [夜空と都会] [銀狐の影] [夢のライオン] [銀の鯨] [紫の降る一季節] [ネモフィラの鏤められる一季節] [大晦日] [森の椅子] [春の幻影風景] [花は美しくない] [ぼくだけのアイダホ] [銀の鯨] [月影の流雨] [霧のようにすこしだけ残して] [絶望を清ませよ]
【詩集】 [挨拶] [青の十四行詩] [死の初夜] [わたしはつよくやさしくなりたい] [ぼくは老ジュリエット] [卵をつつむ] [光としてのわたしのからだ] [夢の詩の夢、亦夢] [お空をみましょう] [烏よ さよならを教えて] [ぼくは齢をとった] [いとけない歌] [嵐の神経の叙事] [誰もわたしを愛さないで] [或る男の弱さ] [告白させてください] [噛み煙草] [晩年の寝台]
城戸伶と九条院隼人は友人ではない。 フリーライターの伶は辞書代わりに九条院の古書店を利用する。 伶と塔田も友人ではない。言語学者の塔田が伶を「お慕いしています」と云っても。 奇書マニアのウッディーは伶の舎弟かもしれない。但し友人ではない。 腰まである髪にロングスカートの伶は女性ではない。もう小説家でもない。 これは交友録ではない。
「みいろちゃん?」 「うーんと、じゃあみしきちゃん?」 「みずいろってことないよね」 「え、みずいろちゃんなの?」 「そうです、ただの水色です」 ばーさんの葬式に、法衣以外にはお坊さんらしいところのない日和さんがやってきた。
大学1年の綺羅良(きらら)は、同級生で親友の伊乃莉(いのり)のカレ、国府方悠煌(こうかたゆうき)が気になっている。 自分の名前の「綺羅良」が大嫌いだった彼女は、悠煌(ゆうき)の解説で、意外な名前の良さを知る。 興味が愛情に変わった彼女は、持ち前の女力でアタックするがカレは中々動じない。 天才サーファーの国府方悠煌は、大大会で学生初の大技「ロデオフィリップ」を成功させるも、そのまま海に消えてしまう。 必死で海に走る綺羅良・・・・・・。
【詩集】 [魔法少女宣言] [どうして?] [魔法少女の恋と献身] [概念的魔法少女] [少女王国] [魔法少女の警句集] [紅薔薇寝台]
【象徴派風詩集】 [硝子の夜] [レノアの神殿] [白銀花の眸] [Drive to The Dead World] [アフリカの仮面] [溺れる月] [星月夜の菫] [受難の人魚] [少女衣装と肉] [酔いどれ列車] [舞踊る腰付] [接吻] [紅椿と白椿] [くちびるの結び] [安息の夜] [辷り寄る死に濡れたゆびさき] [双頭の神]
【詩集】 [ヤクザ者] [蜘蛛の銀飛沫] [亡き王女のソナタ] [やつれた瞼] [あわれ蛾] [詩人] [涙より貴いものは…] [宿酔の朝] [甥っ子よ] [ズタズタ] [肉の花] [黒と赤] [肉の花] [ぼくは齢をとった] [櫻の花が散りました] [噛み煙草] [柘榴の鮮血] [転落自殺] [ブラックバード] [切先なき刃] [聖の歌] [悲しみに棄てられて] [頽廃生活] [秋の庭園] [雨だれの歌] [ぼくだけのアイダホ] [エドガー・ポオのように] [咲かない花]
【詩集】 [黎明の四行詩] [美と善の四行詩] [犠牲の四行詩] [聖地] [園游会とキュウリグサ] [不合理故に恋、愛す] [春の恋愛詩] [恋人よ] [魔法少女の恋と献身] [晩年の風景] [美と善]