道中地獄行き #3 「つまらない二人の不幸自慢」 *暴力表現・性表現を含みます。 元いじめられっ子の青年・昭仁は、ひょんなことから少し影がある女子高生・イチゴと付き合い始める。医大に合格したは良いが、やる気が持てず、ふらついていた日々は彼女によって破られることになった。
世田谷のマンションで銀座のホステスの自殺体が発見された。発見者はあのクラブ「KAGEROU」の静香。捜査にあたるのは警視庁捜査一課、通称ダイハチの神宮匠刑事。ふたりの知恵と知恵の闘いを二階堂真樹乃刑事の目を通して描くミステリー作品。この作品を読んだあとは「毒蛇御膳」を読むことをお勧めします。
あの御門将介の兄、御門龍介が遂に登場。 警視庁公安部人材登用課通称「チェリー」。それは民間の協力者を得て、公人では捜査の及ばない内偵、おとり捜査等を専門に行う部署である。「チェリー」の捜査員である龍介と相棒の白銀玉藻は、十全銀行襲撃事件に巻き込まれることになる。それは日本を二分するふたつの巨大暴力組織、極城会と住島連合会との首都圏を巡る縄張り争いに発展するのだ。その背後に暗躍する謎の宗教団体「陽だまりの家」の黒衣の女教祖・神蘭の企みは何か? そして事態は日本暴力団抗争史上最大といわれる、あの「渋谷抗争」に突入するのである。 本編は「センター街の魔女」事件の1年半後の設定であり、「センター街の魔女」の続編でもある。
――僕は約束を守る、どんな手を使っても。 小説家である「僕」は、少年時代を大きな戦争の中で送った。 かつての仲間との約束、「この戦争を生き残った者が、“メメント・モリ”と呼ばれた僕らの英雄譚を書こう」という使命を果たすため、「僕」は戦争終結から十年経った今、行動を起こす。
現代の札幌、特に狸小路をその舞台とすることが多いような気がします。 あのアーケード街の奥、人目がつかぬところには、色々なお店がありそうです。