何か違うー。 人をいじめることを拒み、いじわるだけど根は優しい。そんな彼に魅力を感じた。 私が関わってきた男の子は思春期であり、青春真っ盛りな分いじめに関与している人が多かった。 でも、そんな中決して人をいじめず、裏で陰口をするわけではなく正々堂々と喧嘩で話をつける男の子がいた。 兄弟思いで困ったときには優しくしてくれる。 私は人をいじめず、周りのことを考えられる人が現れるのを願っていた。 そして、願いが叶い人をいじめず、周りのことを考えられる男の子に恋をした。 卒業したらバラバラになってしまう。それまでに思いを伝えられればいいな。
どんなに凶暴でも、きっとその者にはそうなった理由があるのだろう。 それはもう手遅れな者かもしれない、まだ間に合う者なのかもしれない。 もし、間に合う者なら、その者が良き者と出会うことを願いたい。
作業所とはどういう所かについて、経験者である私があくまで軽いタッチで、できるだけ読みやすく仕上げました。作業所は勤めているというだけで、精神的にだるいものがあります。もし、この世界のどこかでこの作品を読まれる方がいるならば、ここで「ありがとう」と言っておかなければなりません。
名前とは不思議なものです。どんな偉人も名前が立派なように見え、その名前のイメージ通りに生きているなと感心さえしてしまう。しかし、それは全くの嘘で、実は誰の名前もその親が付けている。その親も、息子が偉人になろうとは予想できていない。そして、子供は親に付けられた名前が原因で、いじめに遭うことだってある。 ※この作品は実際あった話ではありません。