混沌とうねる思念はやがて詩となり、編まれた詩はいずれクニを造る。世のどこかに浮かぶ「火のクニ」で伝わる、神話めいたいくつかの物語。……その竜は空に住んでいた。竜がいずこで生まれ、いつ果てるのか。それを知るものは滅多にない。
混沌とうねる思念はやがて詩となり、編まれた詩はいずれクニを造る。世のどこかに浮かぶ「火のクニ」で伝わる、神話めいたいくつかの物語。……ある時、峠の宿にふらりと男が現れた。取り立てて妙な男ではなかったが、宿の主人は彼を訝しまずにいられなかった。
前回のあらすじ:中野がようやく枝橋を渡ると、再び巨木の空洞が埋まった広場(アゴラ)があり、そこに両替所があった。ドラード人たちはアゴラを生活の場にしているという。そして、ドラードの通貨は…
これはSFなのかなんなのか。女性が男になったとき一体どうなるかを適当に考えてみました。
俺の前に三年ぶりに妹が突然姿を現した。だが魔術師である俺に下されたのはいわゆる「妹討伐令」。それもそのはず、妹は俺たち魔術師と敵対関係にある超能力者だったのだ。しかしそもそも魔術師と超能力者の境界があいまいであるこの世界で俺は妹を討伐する気にはなれず、その妹を仕方なく家にかくまうことにしたのだった。
これからこちらの「星空文庫」さんで書いたものを発表させて頂きたいと思います。 それに先立って、自分の「物を読む」「物を書く・描く」原風景のようなことを先ず書きました。
前回のあらすじ:みなの協力で助けられたのも束の間、次に行く両替所は隣の木の上だという。中野が枝橋を渡るのをためらっていると、黒田夫人からエスコートを頼まれたが…