──はんにん あててみな── 医療刑務所に収監された知的障害者のシリアルキラーが紡ぐ歌に合わせ、外で起こる殺人事件。 どうして囚人の歌に沿った殺人が起こる? 一体誰が? ──人を欺き嗤う、サイコキラーは誰だ?
寒いのか暑いのか分からない凍てつく雪原。そこを春を支えに、一歩一歩踏みしめて進んでいく。 進んでいるのかすら分からないけれど、一歩を出す。雪の深さに足をとられ、疲労はたまる一方。コンパスのような羅針盤のような指針さえあれば。 けれど、そんな誰かが作ったものの明かりは、直に凍てついて使えなくなる。 その他力に寄ってくだけて、倒れて、そこで気がつく今の居場所。
どうして私はここにいるのだろう?私は本当に私なのだろうか? 自分は青色に見えていても、 他人には赤色に見えているかもしれませんよ? 色や感情は中々伝わりにくいものですから。
ビブリア古書堂の二次小説です。 たぶんビブリアの二次書いてるのって、日本でオレひとりでしょう。
会社というのは、やはり人間の集団なので、合理的でなく、 ひとつの生き物のような奇妙なところがあります。 これは私が前の会社で経験した、ほぼ実話です。
赤錆びた鉄橋、赤錆びた山々。それらと同調するかのように赤く燃える空、雲、そして太陽。その向こうにある天を貫かんとする幾つもの塔。鉄橋の下には冬に向けて水温の下がりゆく渓流が流れ、中洲に咲いた朱い花から流れでた蜜を引き込み朱い筋をその流れに描く。そこにあるのは、よくある秋の風景。一面が赤く塗りつぶされた世界――――
語り手と中心人物が次々と死んでいく。 そこには全ての真実が記されていて、あるのは大きくシンプルなトリックがひとつだけ。 痛々しい言葉、反吐の出る理屈と心理の繰り返し。