きちんとした知識のない、ただそれらしし所に言って肝試しをするのが好きな、形だけのオカルト部員の勲三と咲久子。二人は、修学旅行にて妙な噂の多い旅館に泊まる事を聞き、早速と調査をして確認を取ることにした。 そうして、噂の旅館の1階。玄関から右手側にある2番目の女子トイレ。そのトイレの手前から3番目の、何ヶ月前、何年前からそうなのか「故障中」と書かれた扉。 いつもどおりにただ肝試しをする筈だった二人だったが…
中3のボクは幼稚園からの女子校育ち。いわゆるお嬢様ってやつ。現在進行形でコミュ症。家庭環境はあんまり。 好きなものは独占したい系お嬢様のボクは友達だって、独占したい。 リアルはそうは、うまくいかないもん。 でもでもっ、…1人はさみしい。ぬいぐるみは要らない。お友達ちょうだい?
PCや高度な端末にインストールされ 使用者の生活を補佐する 人工知能 aide(エード)/パーソナルネーム 〈藍色〉と マスターであり人の心を色彩として感じる共感覚者〈鈴森 晶〉 二つの〈個〉が絡まりあう、緩やかで物悲しい物語
SF短編集『セレン』より。 遥か未来。星の外へ向かうことを夢みる少年と、がらくたを集める少女。 ふたりは無事に『ろけっと』を修理して、星の外へと飛び立つことができるのでしょうか。