長屋の野良猫、背の上に乗っかって、上手に腰をもみます。どこの猫かと、八さん、熊さんが家に帰る猫の後をつけていきますと、目の悪い女の子の飼っていた猫たちでした。
月夜の晩の猫の集会、人間はなぜ酒を飲むのかと猫は酒を試すのでございます。さてそこで繰り広げられた酒宴の結末は
大家さんが縁の下で生まれた子猫を川に捨てちまった。親が復讐をしたのだが、放り投げられ当たり所が悪くて昇天した。 それから、大家さんは子猫の幽霊に悩まされる。
いろいろな高校の制服を着た女子高校生が紙袋を持って、熊野神社の石段を上っていく。 何をしに行くのだろう。
庭のスイレン鉢の中の出目金が眼帯をかけている。それを見た猫たちが雀瓜の実をとってきたが、僕は何をしたらいいのだろう。