アミガサタケの精になった吾は、鳥海山の近くを歩いていた。母娘といっしょになり、石榴の山にいく。
高尾山に生えている網笠茸に、小さな生き物が住んでいた。天狗だった。
磯に立った吾は、いつの間にか海の中を歩いている。
家の窓から道を見ると、いつものぞいている犬がいる。それがいつの間にか居間のソファーの上にいた。
茸の豊富な小さな村、そこには死にまつわる茸の話が残っていた。
寒村のさびれた神社。古文書に伝わる、茸踊りを復活させる男女のお話。
中学校の近くで見つけた小さな茸。その茸と共に生涯を過ごす少年
男の勤める古本屋に、古い西洋の本を売りに来た外人がいた。その本を読んでから、男の指の先に茸が生えるようになった。
大学卒業が決まった三人が、乱歩の生まれた名張の、語り部の宿に行った。
子供のころ、じいちゃんが、パチンコの玉に、茸を使うと危なくないよと教えてくれた。僕たちは茸鉄砲と呼んだ。
薬屋を営む男が作り出した茸の薬。寺の人が大量に注文する。いったい何に使っているのか?
夢の中に猫の玉と茸が出てくる。玉と茸の魂について話をしている。やがてその男は。
江戸の谷中、雷が墓場に落ちた。新たに埋葬された棺の中の死人に茸が生える。
しなコン受賞作品 2025年11月25日 こえコンにて上演
動物園のオランウータンが刺された。一匹だけではない。
過疎地の空き家を改造して住むことになった。なぜか献血車が回ってくるようになった。その目的とは?
その猫カフェでは、猫を冷やして遊ばせてくれる。そのカフェがある場所は昔猫がよく捨てられていたところだった。
珈琲店でコーヒーを飲みながら前の交差点を見ていると、渡った人の数が減っている。
退職した年寄りの児童心理学者の部屋に遊びに行くぼおや、大きくなったらなにになるのだろう。
小指にはめていた蛇の指輪。請われて譲ってしまった。そのあと、小指が腐り始めた。