七年に一度、宇侘(うた)八幡宮で奉納される猿楽(さるがく)『紫桜(しざくら)』。 大学生の僕・森崎浩司は、この珍しい伝統芸能に心惹かれて山間の温泉郷・深津峡(ふかつきょう)を訪れた。朗らかな女将(おかみ)の蘭さんと、その娘で責任感の強い水菜さん、天真爛漫な果林ちゃん、そして白装束に身を包んだ桔梗さんという個性的な三姉妹と出会った僕は、いけすかない写真家・妹尾(せのお)夕介に振り回されつつ、猿楽『紫桜』上演に立ち合う。 そして僕は、決して出会うはずのなかったある人物と出会うことになったんだ──。 ──幽玄のしらべに少女たちの物語が響き合い、此岸と彼岸が接するとき、止まっていた時が静かに動き始める── 山深い温泉郷を舞台に、薪能(たきぎのう)をモチーフとして展開する、長編青春小説! 【2016年2月15日全面改稿出来】 ※ 縦書き閲読推奨。
娘の彼氏が結婚の挨拶に来る、そんなありふれた場面のはずが……なんでこうなった? ※BL要素あり 上演時間 約15分
みなさなこんばんは、クズ実況バラエティ「クズ実況のお時間です」 本日はどんなクズが登場するのか、どうぞお楽しみに!
イケボカフェシリーズ 兄弟夏版 ※ちょいBLあり 上演時間 約15分 2024年6月9日 加筆修正 注意
イケボカフェシリーズ イケオジ版 上演時間 約15分 2024年6月9日 加筆修正 他所で公開しているテキストと台詞が総意している場合がありますのでご注意ください。
イケボカフェシリーズ 兄弟版 上演時間 約15分 2024年6月9日 加筆修正 他媒体のテキストを使われる場合はご注意ください。
バーで飲んでいる男と女の会話劇。ネガティブな男とそのネガティブを肴に飲む女。恋人ではない二人の不思議な居心地のいい空間。
寄り添って生きていた独りぼっちと一匹ぽっち。 でも、種族が違うからずっと一緒にはいられず…… 残された飼い主と、先に逝った猫のお話。 ※コメディとシリアスが混在したお話です ※愛猫の死をテーマに扱っています。苦手な方はご注意ください。
2011年。冬休みに一時帰国した音楽院生・蘭は24歳のクリスマスに実家の引き出しから携帯電話を見つける。 高校入学の記念に買ってもらった初めての携帯電話。その中には高校時代にお遊びで作曲した「無題」が残っていた。 ありがちだが耳触りのいい変ロ長調に含まれる暖かさに、懐かしい記憶が甦る。 平成~令和を音楽と共に駆け抜ける蘭。そして、彼女を取り巻く者達の群像劇。