【二人きりの世界で、一人の少年と少女は邂逅を果たす。】 [あらすじ] 変な夢を見た。塔から飛び降りる夢。 ある朝幸太が目覚めると、世界には誰もいなかった。何故か散らかった部屋を幸太が片付けていると、見覚えのない外国の旅行雑誌があり、今朝の夢で見た塔が載っていた。 幸太はそこに何かがある気がして、旅立つことに決めた。その塔にいたのは一人の美しい少女だった。
東京の街 飯島龍太郎29歳。荻野真子20歳。精神科外来診察室でバッタリ。真子はLINEの既読スルーから一切音信不通。11月。ふたりは一年ぶりに再会した。作業所に通う真子。思うように一般就労の壁が立ちはだかる。龍太郎。思わぬ再会。勢いに乗る龍太郎は真子を富士山に連れ出す。次第に息が上がり。持病の躁病が顔を出し始める。真子と侵入した東京の街で!自分探しの二人の物語
(ひとこと紹介文) 2016年12月文芸社より出版済の弊著、社会人野球小説『野武士軍団の詩(うた)』に続くストーリーになっています。どうぞお楽しみください。
欧州で「東洋の予言者」と呼ばれた者がいたそうだ。 理論物理・宇宙物理も嗜むとか。 此れは単なるショートです。