生きるために
夏の夢。激しい愛がぶつかってゆく。
ぼくはすごいんだ!! でも、なぜか、心が。
窓の外の電線に数羽の雀が止まってこちらを見ている。雀が押しくら饅頭を始めた。真ん中の一匹は雀なのか?
《ぼく、きゃするのことすきなの》ぺがさすは言った。《絶対、ぼくのこと買ってね!!》ふふ。かわいいわ!!《絶対、買ってあげる!!》