家族のいない、主人公が、児童養護施設を出た後、自衛隊・実戦を経て、狙撃手となった。 シリーズの1は、ヒューマニズム編です。
木更津剣客集団、義勇隊。幕府陸軍、撒兵隊(さっぺいたい)。将軍家の劣勢を挽回すべく房総半島に割拠した徳川義軍府。彼等は何を思い、いかに戦ったのか。時勢の風が吹きつける江戸湾岸に、戦いの旗がひるがえる。市川・船橋戦争、五井・姉ヶ崎戦争、横田戦争へと突き進んだ名もなき群像の青春録。 語られなかった幕末史が、壮大な叙事詩となってよみがえる。絶賛連載中!
地球だってそうだ。この終末ラジオ、今回で4度目だ。三度目の正直は外れたが、仏の顔も三度まで。4でシ、死。 これより最終儀式を執り行う。
「私は今、あなたの双眸の奥に神を見ています。おお、神よ。神に通じる全ての存在たちよ、本当にありがとうございます」
サザンクロスの西方に、ある文明の言語で星の化石を意味するネピアと呼ばれた星があるとされる。その星は悠久の時を称えて、劫初より前から光り輝くと伝承されるが、その光は人間の目には見えないという。唯一、ある血族の者だけがその光を見えたという。