ある一角の家家のごみ箱に、様々な茸が捨てられていた。誰が捨てているのだろう。
寝ていると、天井の穴から茸が覗く。
新聞におりこまれた、単色刷りの、薬の宣伝びら、その薬はどのような癌にも効くものだった。それを作っているところに行ってみると──。
草原での気球の旅。赤い地上絵をみつける。それは赤い茸でできていた。降りてみると、そこにあったのは大昔地球に来た異星人のつくったものだった。
やっと買った琥珀のペンダント、そこからは茸が。ヤモリがそれを見た。
この茸を食すと、いったん死んだ後に生き返る。切腹を仰せつかった男の生き返るまでのドラマ。
茸好きの城主に召し抱えられた、茸採りの名人が茸の山を任せられる。新しい茸が生まれる。
茸左衛門と茸右衛門は茸から一時死んだ状態になる薬物を抽出する。それを飲み時を旅する。
懐刀が勝手に宙に舞い、魚を三枚におろす。女刀鍛冶の怨念は?
死んだはずの姫の遺体は棺の中になかった。中にはたくさんの茸が