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ひとくいの魔女

どうして産まれてきたの。どうして産まれてしまったの。そう問いかけても、きっと無意味に霧散するだけ。 人喰いの魔女は、しかしその子を忘れることはできず、町に繰り出し、人を喰う。

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イトノマジョ

ヒト ハ ダレシモ クルッテル

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化け物たちの夜

夜には色んな人がいる。訪問者は化け物とは限らず、しかして訪問者は化け物に喰われぬとも限らず。 化け物避けの香は鼻を鈍らせる。それでも香る花は、果たして良い香りだろうか。

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書庫の蜘蛛

背ばかりが高い書庫。中は薄暗く、天井ははるか上にあり、その目に見えることはない。 そこに七本脚の蜘蛛がいる。配属されてまだ二カ月の新人ではあるが、その働きぶりは快く感じた。

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黒白の綾取り

死して力を得る。それが私たち、花の娘たちのチカラ。 死ねば花は枯れ落ち、やがて実を結び異形を成す。 花たちは力を得るために花粉をその身に受け入れ、死ぬための準備をしている。 そのことが、私はとてもじゃないけれど許せなかった。

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魔女の教え人

その魔女は若くして私の師匠となり、私は魔女としての力を教わった。 「この力は決して貴女を決して不幸にしない」その言葉が、師匠の口癖だった。

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蜘蛛の娘

森の中で彼女と出会った。巨大な蜘蛛の身体を持ち、しかし上半身は少女の姿を持つ彼女。 名前がなかったから、僕が名付けた。アラネアと会うことは、日々の楽しみになっていた。

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リラン

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見上げる顔

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冬の桜は咲き誇り

冬に咲く満開の桜は、一人の少女と共にある。彼女はその桜花を見上げ、少年は桜を愛でる。

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