Cessna

Cessna

火のクニの詩(十四)浦々

混沌とうねる思念はやがて詩となり、編まれた詩はいずれクニを造る。世のどこかに浮かぶ「火のクニ」で伝わる、神話めいたいくつかの物語。……ある時、峠の宿にふらりと男が現れた。取り立てて妙な男ではなかったが、宿の主人は彼を訝しまずにいられなかった。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
  • Copyrighted

火のクニの詩(十五)竜の形

混沌とうねる思念はやがて詩となり、編まれた詩はいずれクニを造る。世のどこかに浮かぶ「火のクニ」で伝わる、神話めいたいくつかの物語。……その竜は空に住んでいた。竜がいずこで生まれ、いつ果てるのか。それを知るものは滅多にない。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
  • Copyrighted