詩を書いたり写真を撮ったりしています。
限りある命だから 僕等は 精一杯やって行こう
ぼくはきみを振り返った そしてリンゴを指差した きみは不思議そうに頬笑んだ 何も見えないよと頬笑んだ
いつまでも、いつまでもそばに居て 一緒に冷たくなっている少女
頭を下げて、傍に寄って来る幻影は雨に雑じってホームに降りる。電車に乗り込むようにおそる々々々近寄って来る。
なぜ私に付き随わなかった。
今日の運勢見てみれば、羊を飼うのに好いお日和なんだそうです。こんなに好いお日和は羊を飼うのに好都合なお日和なんだそうです。
丁重に保管された人体模型がそっと西陽に頰笑む時、人は消えて、命は消えて、それで初めて理科準備室は歩く。準備室は誰も居ない校舎を歩く。
これまで沢山の人を怒らせ傷付けて来た。
眼の前で不意に教室の扉が開き 「おはよ」 と、にっこり頰笑まれた時
生暖かく甘味があり、少し緑がかって滲むように不明瞭な映像の中で、自分だけがはっきりした役割を何も与えられていない。