誰も聴いてない彼らだけの会話を、こっそり持ってくるような小説を書きます
24歳OL。青春小説を書きます。すかしているくせにセンチメンタルな男の子と、ぼんやりしているわりにタフな女の子が好きです。
ある日、隣のクラスの女の子・そよの髪にいくつもの花が咲いて見えるようになったイチは、そのことで気が落ち着かなくなり、勉強の成績も落としてしまう。そんな彼がふと悩みを打ち明けた相手、部活仲間の柊は思いもよらぬことを口にして────。