家族の記憶は紫陽花の花びらのように寄り添い、重なり合う。 最愛の妻・小夜子を病で失った夫と、幼い姉妹。 別れの悲しみと向き合いながらも、子どもたちの笑顔と、遺された「紫陽花」の名に込められた願いが、再び家族を照らしていく。 淡い季節の光と線香の煙、そして紫陽花の花が織りなす、静かで優しい追憶の物語。 『紫陽花』他、花の名前を冠したオムニバスストーリー。
大雨のため、学校側から帰宅命令が出され、一緒に帰ろうと集まった13人。しかしその13人が、一人また一人と姿を消してゆくのであった。
その時確かに、「あたし」は終わりを迎えた。消えたはずの黒狼である彼女は、出会う人々の命を奪う「契約」を繰り返していたが、やがて死を呼ぶ呪いを負う青年に再会する。特殊感覚を持つ化け物の異世界ファンタジー❖Cry/Aシリーズ補記・星空文庫限定作 ※単独で読めますがC1結末ネタバレ&『青炎』&D3関連作 ※一部過激表現注意 image song:ゲルニカ by pierrot
中学3年のジンジは、クラスメイトのカコから、後輩に会ってやって欲しいと頼まれた。 渋るジンジに、カコは授業のノートを写させてあげる、という条件で約束を取り付けた。 そして約束の日の時間…後輩は来たの?と問うカコに、彼女は来なかったとジンジは答えていた。