令和のコロナ不況の中、栃木県のとある町から共産主義革命が起きます。 最初は小さな革命でしたが、やがて革命は関東全域へと浸透していきます。 共産主義とは分かりやすく言うと、お金持ちを全員ぶち殺して 貧乏人による、貧乏人のための国を作ろうキャンペーンなのであります。 政治家、経営者、出資者などは資本家階級なので全員ぶち殺す対象となります。 これは、かつてソビエト連邦が70余年の歴史で実施してきた『反対主義者の粛清』 『資本家の国外追放、収容所送り』などの『マルクス・レーニン主義的政治』を 現在の日本で無理やり発生させる、最恐クラスのコメディ作品なのであります。
人類禁断の恋愛である「兄妹愛」を基軸に、 自民党が暴走した資本主義社会を生き延びる物語である。 消費税34%。時給210円の世界で働く主人公・渋谷賢人(ケント) 妹の美雪。賢人のあこがれの同僚・坂上瞳さん。この三名が絡み合う、 複雑怪奇な恋愛だと主張したいが、書いてみたらあんまり複雑にならなかった。
またしても「学園生活」のサイドストーリー (何回書けば気が済むのか) 強制収容所七号室の囚人である斎藤マリエの 運命を描く、ダラダラした物語である 詳細は本編で書く!! ※残酷、グロ描写あり
今作は『学園生活~ミウの物語~』のスピンオフである。 (正確には設定を若干変更して続編にした) 前作から下記の二点を変更した。 ①ミウの性格 ②11月の収容所爆破事件 言うまでもないが、前作『学園生活』がつまらないと 思った人には読む価値のない作品である。 時間を無駄にしないよう、このページを閉じてほしい。 ずばり今作のジャンルは『強制収容所系ラブコメ』である。 登場人物たちは1920年代のソビエト連邦を モデルにした恐怖政治の中で学園生活を送る。 生徒会に粛清、制裁、監禁、拷問されないよう 細心の注意を払いつつ、頑張って恋愛し、 意中の相手と結ばれることを目指す物語である。 長くなるので説明の続きは本編で書く。
(孤島生活のスピンオフであり、 モンゴルへの逃避の続編にあたります) 次の舞台は学園だった。 高校生に戻ったミウは、同級生の太盛をエリカから 奪うことを決心する。 かつて多くの人間を悲劇の世界に 巻き込んだ、憎むべき敵であるエリカ。 彼女は女子のカーストの頂点に君臨する人物であり、 支配力は圧倒的だった。 太盛とエリカは公認のカップルなのだ。 ミウが黙って見ているだけでは、 太盛とエリカが婚約して結婚する流れを防ぐことはできない。 党首や仮面の男に託された思い。 誰よりも純粋なラッキーガール。 ミウにどんな展開が待ち受けているのだろうか。
(前作の孤島生活のスピンオフ作品です。 登場する人物は基本的に同じです) 主人公の太盛(せまる)はしつこい妻のエリカに嫌気がさし、 使用人であり、愛人のユーリとモンゴルへ逃亡してしまう。 そんな父を追い、愛娘のマリンが蒙古国へやってくる 一歩都市から離れると無限の大地が広がる 暴風。乾燥した空気。寒暖の差の激しさは さすが大陸国家である かつてチンギスカンの軍勢が駆けた大地での 生活は、彼らにはあまりにも過酷だった 太盛の携帯にエリカからの執拗な着信 彼女が放った刺客の襲撃 それらをやり過ごし、逃亡生活を 続ける彼らに追い打ちをかけるように、 どういうわけか弾道ミサイルが降ってくる 誰がどのような目的でミサイルを 放ったのか。謎である。今回の小説はすなわち、 逃亡系弾道ミサイル・ラブコメなのだ!!
大学を卒業したばかりの主人公、太盛(せまる)。 富豪の父の命令で、島(長崎県の沖合)で暮らすことになった。 島は父が買い取ったもので、館には使用人達がいる。 婚約者のエリカとの生活は波乱に満ちたものだった。 使用人の若い女性たちに次々に手を出す太盛。 浮気性の治らない太盛を地下へ監禁する鬼のエリカ。 可愛い子達が生まれてからも夫婦の冷え切った関係に 変化はなかった。だが戦争がすべてを変えた。 米国と北朝鮮が開戦したのだ。 日本海で300を超える弾道ミサイルが飛び交う。 西日本一帯がミサイル攻撃によって壊滅するなか、 島に住む家族と使用人たちは生き残りをかけて 究極のサバイバル生活を送るのだった。 これは全く新しいジャンルの小説。 すなわち……「弾道ミサイル系ラブコメ」である!! (昼ドラのようなシーンを多数含む)
レイヤー族と呼ばれる者たち、そして彼らの真の姿が見える人々が登場するヒューマンドラマの連作短編集です。一編一編はそれだけでもまとまりのある短篇小説として成り立っていますが、それぞれの登場人物は物語の大きなうねりの中で繋がっていきます。
親友を亡くして、深く人付き合いができなくなった天城稀伊が性同一性障害と嘯いた結果の学園青春物語。 キャラを自由奔放にさせたこともあり、特に面白みはありません。(作者より)
【完結作品】るろうに剣心・蒼紫巴小説、追憶編のころの話を描いた作品です。オリジナルキャラが数名いること、蒼紫巴の関係をねつ造していることなど、原作推奨派の方には認められない部分が多いかと思います。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。また、際立った性描写はこの作品でも出てこない予定です。そのため全年齢に読みやすいかと思います。
死んだと思っていた妹に再会したロイドは夏休みに突入! エリル、ローゼル、ティアナの実家を訪ねながら休みを満喫していく しかしその近くにはアフューカスの命を受けてロイドを監視するS級犯罪者の影が―― 夏休みを楽しむ騎士見習い達と悪者らの物語……です。 ※「章」ごとにバラバラにあげていたお話しを「第○話」でまとめたモノです。
はるか彼方の星から、古代の地球を目指して大型宇宙船二隻が到着するが、太平洋に着水するのがムー号、大西洋に着水したのがアトランティス号、数多くの人類が、ペット植物と一緒に到着したが、高性能コンピユターアトランの反乱で、移住途中でムー号も沢山の人類と共に太平洋に沈没、アトランの乗る中心部は脱出、エーゲ海の島に身を潜めて、後続の超人達の到着を待ち構えていた。 地球上で人類の科学技術の発展に合わせて到着予定の超人達の役割は、将来訪れる地球の危機を救う事が目的で元来た星に移住させるのが使命。 だがアトランの反乱で、当初の予定していた文明に地球は成長していない、世界の各地で戦争が終息していない状態で、勿論宇宙に飛び出せる科学技術も整っては居ない。
江戸時代の代表的な浮世絵師「歌川広重」の生涯を、これは広重が描いた作品を通し人間広重を描いた伝記物語である。物語は曲亭馬琴や葛飾北斎との関係も描きながら、東海道五拾三次之内や木曽街道六十九次を描きあげ、更には甲府道祖神祭り幕画の制作、天童藩からの肉筆画掛け軸の制作など、そして名所江戸百など、天保改革の真っただ中で広重の描いた作品を追い、人間広重の姿をあぶり出した。疑問とされていた八朔御馬献上の京への旅、その際に描いた肉筆画御馬献上行列の図で消えた葵の紋の理由、京から江戸に戻る順に描かれていた広重の五十三次の画帳、木曽街道の旅で画帳に見る広重が描く技法、消えた池鯉鮒の黒い鯨が・・幾つもの疑問が解き明かされてゆく・・・・。
堅上克利、大学一年生。進学のため独り暮らしを始めた町で、彼は新しい仲間に出会った。「浜津フォトサークル」。様々な世代のメンバーが参加する、写真撮影の同好会だ。 そこで知ったのが、町の沖合に浮かぶ海底炭鉱の島、「青松島」の存在だった。都会のビル群を切り取って海に浮かべたような、過密の島。そこには七千もの人が暮らすという。 だが、島は危機を迎えようとしていた。斜陽の炭鉱業を巡るさまざまな人々の思惑が、もたらそうとしている危機。平成の初め頃を舞台に、そんな島に住む人々と、克利たちの物語が始まる。 (2020年6月14日 最終章「クリスマスの船出」を掲載、完結しました)