心の中にイエス・キリストを住まわせている高校三年生の「はるか」。たった八人しか部員がいない小さな吹奏楽部で部長をしている。はるかはクラリネットという楽器を演奏している。まっすぐで、しなやかで、とても美しいこの楽器を愛しているはるかは、ある日、後輩からCDを借りて、その中に収録されている曲に魅了されるのだが……。
ストレイ・エンタテイナーズの一部キャラに焦点を当てた前日譚。 同作のネタバレを一部含みますが向こうの更新が遅いのであんまり気にしないで頂ければ。
ある人間が毎年、盗み聞きで色々な子供達の欲しがっているモノを調査して、 自分のお金で色々なモノを買い、 クリスマスの当日に、サムターン回しなどのピッキングで、色々な家に入って 色々な人達にプレゼントを渡す。というストーリーです。
人生は糞。自分は芥。だけど夢を見ずには生きられない。身の程知らずな願望を抱きもがき苦しむ二十歳の娘の愚かで痛くて滑稽な青春プロレタリア小説。
ある日フラリと現れた男。袴姿に、顔は黒子がかぶるような布で覆い隠されている。 そんな彼は自身を「語り部」と称し、不可思議な話を語りだす。 その話は、嘘か真か…。真実を知る者は彼以外誰もいない。
2201年の日本。国有の子どもの一人として政府に養われている十二歳の少女、棗は誰かに呼ばれているような気配を探ろうと施設を飛び出してしまう。その先で思いもよらない大きな流れに巻き込まれ──。
4名の社会人の若者による群像劇である。 ジャンルはミステリーでありホラーかもしれない。 新卒の社会人だったが、会社を辞めて無職になった丸夫。 幼馴染で看護してして働くマイ。 マイの後輩のリサ。 不潔で浮浪者の身なりをしたイッセイ 謎の黒い塊の正体は……? 「あの塊に吸い込まれると、忘れていたはずの思い出がよみがえる」 「忘れたことはなかったわ。ただの一度も」 意味不明だが、いったいどんな物語になるのか……!! 注目作、「謎の黒い塊が現れた」 ついに全米初公開!! 全米が泣いた!!(嘘)
先の大戦で祖父母が若くして他界しました。子供の頃は「戦争って大変だなぁ」と 深く考えた事はなかったのですが、数年前、私自身が祖父母の年齢を越えて、 ふと疑問に思いました。 『なぜ祖父母は三十代の若さで死ななければならなかったのか』 改めて新聞、書籍、WEBサイト、そして空襲の体験記を通して『大東亜戦争(太平洋戦争)』を 勉強し直し三年越しで作品を仕上げました。 私たちが学校で教えられなかった『大東亜戦争(太平洋戦争)』の知られざる事実について、 中学三年生の少女の疑問を同級生の保守派の少年が解消するという形で物語を描いています。 興味のある方、以前から疑問を持たれていた方、なぜ改憲しなければならないのか疑問に思っている方などなど、 多くの皆さまに一読いただけますと幸いです。
世間ではすっかり、”eyes《アイズ》”と呼ばれる眼鏡型のウェアラブル端末が主流となった。 その流れに逆らい、「私」はある悲しい出来事の後から、アイズをなるべく遠ざけた生活を送っていた。 だが、U市に雪の日が採択されたある日、見知らぬ少年に導かれた「私」は、過去とそして未来と向き合うことになる。 ――近未来、VR技術が生活に溶け込んだ日本、その片隅にその店はあった。 Bar“黄泉比良坂”は、日常とは少し違う香りがする。 【近未来SF×日本古典風オカルト×人捜しミステリー】
失ったものをまた拾いなおす話。 二人の恋を中心に、いろいろな思いが絡み、育っていく話。 三部構成のものにしていく予定です。その第一部がこの作品です。 書くのが遅いので長い目で見ていただけると嬉しいです。 タイトルの意味は最後まで読むとわかっていただけるようになっています。