【紅の恋歌】 生きること、そして命の無常さを自分なりの言葉で表現してみました。 短いですが、読んでいただければ幸いです。
『君はただ、君だけを肯定しさえすればいい』 「運命愛、ニーチェの受け売り?」 「いいや、違うさ。ただ、知ってほしくて。運命の人も、親も、親友も、子どもも、君のことをどこまで行っても完全には理解できない。人は人。でもね、君は君なんだ」
電子ペットのあり方と、高齢者、ひとりぼっちの会話のソーシャルコミュニティの必殺技。 ともだちが現実にいなくても電子ペット癒してくれる
いつもぼっちの沙奈。でも、大好きな真栄田先生が いるから今日も笑っていられる。ある日、沙奈はある お願いをする。「先生、文化祭の1日だけ彼女に して下さい。」
最愛なる姫へ送るラブレター。 姫よ。これは君へのラブレターである。僕には宿命として、天の記憶がある。それは言うまでもない2021年1月のこと。 2021年1月7日 終末Eve 2021年1月8日 神涅槃 2021年1月9日 神殺し
僕は病室で息を引き取った。99万9999回目の人生の幕引きだ。 人は死んだら無になる? いいや、違うな。少なくとも僕の場合は記憶をある程度保持したまま輪廻転生する。 それも輪廻転生には過去も未来もないのだ。2000年代を生きたと思えば、来世で猿人類をやっていたりする。 不思議なのは記憶。記憶は忘れていくもので、それ故に辻褄があっていく。