アスラの民は風の民。楽園を目指して旅をする。だが、その旅の末に……。 あらすじ ライラはアスラの民の少年。空飛ぶ船に乗って、風と共に生きる彼らの旅はもうじき終わりを迎えようとしていた。しかし、旅の終わりが近づくに連れてライラは変な夢を見るようになった。そしてそれは彼の意中の相手メルも同じだった。 巫女の血を引くメル。メルは使命を果たそうとしていた。しかし、それが世界の終わりに繋がると知ったライラはメルを止めようとして……。
超常的な力を持つ怪物、その名もギフデッド。 この世界ではギフデッドによる被害や犯罪が多発していた。 そしてそのギフデッドを対処するべく生まれた対抗組織、その名も「向日葵」。 組織に所属する高校1年生の植田海斗(うえだ かいと)は自身の先輩である 藍川蓮(あいかわ れん)や仲間達と共に、今日もギフデッドの殲滅に向かうのであった。
雲取山登山と遭難をモチーフにした恋愛ものです。 商社の人事部主任、梶原芳樹とその後輩たちで、斉藤了祐と木村優実はすでにカレとカノ。 単独の吉田愛莉には梶原が思いを寄せるも言い出せないでいる。 1泊2日の登山は楽しい思い出を刻むものの帰り道、運悪く当時横行した山賊に出会ったことによって遭難してしまう。 寒冷前線が通過する山での厳しいサバイバル。 一体だれが生きて帰れるのか??
時は2025年。後に厄災と呼ばれる規模で発生した首都直下型地震によって、家族を失ってしまった『ぼく』は、震災時のショックで『生の実感』を喪失してしまう。 震災から10年後、遺族として【トーキョー】を訪れていた彼は、ひょんなことから自身が被災した【ヨヨギ駅】の地下に降りていく。 ホームに佇むのは、真っ白な着物をまとった女性。そして瓦礫の山をすり抜けてくる電車――。 〝現実の理不尽。世界の不条理。この今の社会、生き辛さを感じている人すべてに伝えたい。 その答えは、ひょっとしたら、あなたの『世界の死角』にあるかもしれない、ということを。〟
超短編大河小説『いやして剣』 あらすじ ここは、アレな世界線……。 世界的演出家、品川由紀夫の 葬式に集まった役者たちの 中にカズオ石五郎がいた。 カズオの実家でしめやかに 行われる葬式には、数々の 奇妙な参列者が集まる……。 未完の予感。 『夢』をテーマにした 不条理小説です。 (この小説は、小説家になろう、星空文庫、カクヨム、ノベルアッププラスにて掲載しております)