私がこれ迄体験してきた中でも、ダントツに怖かったもの。 友人とドライブに行った場所は、地元でもヤバい噂の絶えない心霊スポットだった!? ジャンル的には『世にも不思議な本当の話』に含まれますが、若干長い内容になった為、一つの独立したエッセイにさせて頂きました。
下條が、今年小学校に上がったばかりの息子の和之がいないことに気付いたのは、昼少し前だった。普段は日曜日でも接待ゴルフで家を空けることの多い下條が、珍しく朝から和之と遊んでやったのだが、慣れないせいかすぐに疲れてしまい、早々に妻の明子に…
大庭加奈子はフェリーの中に居ることに気がついた。やがてその河が三途の川と呼ばれることを、乗り合わせた柚木という男から教えられる。到着した港はヨミランドの直轄管理地区で、バスに乗ってヨミランド入り口のゲートをくぐりさえすれば幸せな生活が保障されている本国に入ることができる。もし前世に強い恨みを残してきたなら、この直轄区に心霊アカデミーという専門学校があって、入学してライセンスを取りさえすれば復讐も可能だと柚木が情報を得てきた。加奈子は前世、羽鳥という男に騙され死に追いやられた恨みが深く復讐しようと決意する。柚木は先に死んだ妻が本国で待っていると加奈子と別れ、バスに乗り込んだ。心霊アカデミーに入学した加奈子は、教官である女性、サダコと知り合う。サダコは柚木の妻だった。一度本国に入れば二度と戻れない直轄区。サダコは諦めかけたがそのときニュースで、土砂崩れのためバス路線が寸断されていることを報じ
雨が降り続く石畳の町。パン屋を営む「私」は、雄牛の頭蓋骨を被った子供を目撃する。それは失踪した息子と瓜二つの姿だった。 (25,164文字のお話です。全4章だての第1章)
《お帰りなさいませ。ご夕食はサバの味噌煮でございます》「ああ、ありがとう」いつものことながら、榊原はメグミの献立に感心した。その日の昼食は、取引先の好みに合わせてコッテリした肉料理だったので、夜は魚がいいなと思っていたのだ…
逃れられない運命。 どんなに身分を隠しても、殺人者の弟ってことがばれてしまう現実。 一億総監視を受けている現実が加害者の家族を追い詰めてゆく。 罪は兄弟までもが償わなければならないのか。 償いの意味を問う。 償うとは何か、真実とは何か? 第一章。
いくつかここで問題があります 問題はたったの2つ 貴女ならどう答えますか? グロテスクな表現がございますので、閲覧の際にはお気をつけ下さい