【エミリ・ディキンソン詩集・拙訳:青津亮】 1 [I’m Nobody! Who are you...] 2 [A word is dead...] 3 [That Such have died enable Us...] 4 [Safe in their Alabaster Chambers] 5 [To fight aloud,is very brave...] 6 [I died for Beauty - but was scarce...] 7 [The Heart has many Doors...]
【詩集】 1 アネモネとネモフィラ 2 青薔薇 3 シモーヌ・ヴェイユの墓 4 弱さの気品 5 ぼくが生れてこなかったら 6 ぼくが死んだら 7 俟ちびと 8 シレーヌの花嫁 9 真紅 10 死の月
嗚呼、きっとその愛とは運命愛のことなのでしょう。どんな運命だろうとて、自分の人生を愛することが必要なのですね。そして、大切な人がその人生の中で現れようとも、その人は他者。僕ではない。僕は僕しか愛せない。そういう愛だったのでしょうか。そういう独りよがりな愛だからでしょうか。 僕の人生は、何故あの冬の日に終わらなかったのですか。続いてしまったのですか。あの冬の日の僕は真理を悟って、涅槃にも終末にも、永遠なる愛に満たされていたではありませんか。嗚呼、忘我の日、あの日に全て終わっていたんですよ。すべての生命の開始も、全ての命の終わりも、もう全てなのです。あの冬の日こそ、永遠神話。神のみぞ知る秘儀。
あらゆる常識を無視する正宗との戦闘を続けるフィリウスとエリン。 魔眼を解放して全力となった正宗の強さを前に、二人はある賭けに出て―― 同じ頃、そんな十二騎士とS級犯罪者の激闘を眺める者がいて――
好きな人ができたけど、今は恋愛する時じゃない…。 大学に進学して、時間もお金も有限な中、初志を果たすために妥協ない努力と向学を送ろうとして過ごしていた矢先、心を鷲掴みにする素敵な人が目の前に。 その人と楽しく交流する時間は、本当に楽しく、幸福に感じられました。 熱情がひっきりになしに胸の中に押し寄せますが、恋愛と向学を二元対立してとらえる当時の私の理性は、その想いには従うべきではないと、強く囁きます。 気づけば、想い慕う彼女への熱情が、誤解を恐れず言えば、自身にとっての「邪魔者」「悪」であるように感じられていきました。 だけど、それはとても辛く、不幸だとも強く思いました。このような想いで彼女にアプローチしても良い事はない。それは、非常に失礼だ。 変わりたい。乗り越えたい。 この山を”乗り越えた”と実感した際の満腔の喜びを、拙詩として表現しました。