【エミリ・ディキンソン詩集・拙訳:青津亮】 1 [I’m Nobody! Who are you...] 2 [A word is dead...] 3 [That Such have died enable Us...] 4 [Safe in their Alabaster Chambers] 5 [To fight aloud,is very brave...] 6 [I died for Beauty - but was scarce...] 7 [The Heart has many Doors...]
【詩集】 1 アネモネとネモフィラ 2 青薔薇 3 シモーヌ・ヴェイユの墓 4 弱さの気品 5 ぼくが生れてこなかったら 6 ぼくが死んだら 7 俟ちびと 8 シレーヌの花嫁 9 真紅 10 死の月
【詩集】 1 黎明の四行詩 2 美と善の四行詩 3 犠牲の四行詩 4 聖地 5 園游会とキュウリグサ 6 不合理故に恋、愛す 7 春の恋愛詩 8 恋人よ 9 魔法少女の恋と献身 10 晩年の風景 11 美と善
【作品集】 1 老女アリスの約束 2 真紅のロリヰタとは闘いである 3 舞踏る少女と六つの薔薇 4 シモーヌ お赦しにならないで 5 病的に透明、儚げに尖鋭 6 シモーヌの肖像の四行詩 7 眼を瞑りなさい 8 アリスの脱獄 9 受難の人魚 10 悲しくなんかない 11 概念少女DANDISM
【詩集】 1 まえがき 2 魔法少女宣言 3 どうして? 4 魔法少女の恋と献身 5 概念的魔法少女 6 少女王国 7 付録:魔法少女の警句集 8 あとがきに代えて:紅薔薇寝台
【短編小説集】 1 真夜中の英雄 2 吠えよ 3 詩人とおおかみ 4 アネモネ少女 5 一度きりの永遠 6 ロゼ 7 僕のジュリエット 8 気品
【エッセイ集】 1 うら若き病める詩性の喪失を憂う 2 犬死論 3 硝子盤 4 蜘蛛の死に際して 5 正道の小説 ──坂口安吾文学論── 6 その批評は恋文であった ──ボオドレールについてのメモ──
嗚呼、きっとその愛とは運命愛のことなのでしょう。どんな運命だろうとて、自分の人生を愛することが必要なのですね。そして、大切な人がその人生の中で現れようとも、その人は他者。僕ではない。僕は僕しか愛せない。そういう愛だったのでしょうか。そういう独りよがりな愛だからでしょうか。 僕の人生は、何故あの冬の日に終わらなかったのですか。続いてしまったのですか。あの冬の日の僕は真理を悟って、涅槃にも終末にも、永遠なる愛に満たされていたではありませんか。嗚呼、忘我の日、あの日に全て終わっていたんですよ。すべての生命の開始も、全ての命の終わりも、もう全てなのです。あの冬の日こそ、永遠神話。神のみぞ知る秘儀。
あらゆる常識を無視する正宗との戦闘を続けるフィリウスとエリン。 魔眼を解放して全力となった正宗の強さを前に、二人はある賭けに出て―― 同じ頃、そんな十二騎士とS級犯罪者の激闘を眺める者がいて――