ただただ、その時の気分とノリで作った、短い短い作品集
油彩を専攻する、若き藝大生のお話し。 夏の海辺の別荘で絵画三昧の日々を過ごしていた2人は突然の災害に遭遇する。 お互いの葛藤や心の綾が露呈し、1人がもう1人を水中に見捨てる。 そして、やがてその一人も同じ運命をたどって行く…。
これは、とある病弱な子の一生を描いた物語。生まれつき持病を持っていた夕貴は、入退院を繰り返す日常を送っていた。そんな彼が楽しみにしていたものは、祭りの出店で比較的よく目にする、甘いものだった。
たましひが耳をすます
パステルブルーの空に、飛行船がぽつりと浮かんでいる。