GOAL

頭ばかり大きくなって
光を通れなくなった森の中
迷っても前へ進むつもり
最後の日が来るまでは
花びらで指を切り
その血で蘇る
思い出が膨らんで
誰にも止められない
心臓は忙しく
歯車に合わせた
幸せを探そうとする
何処にあるのだろう
過去と未来で
羽ばたいた目印を
寝息で届けて
醜い風の先に
カーテンが揺れる

GOAL

GOAL

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-08-17

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