「節操がないな」約束した喫茶店に遅れて来て、最初の一言がこれである。青島はコーヒーカップを持つ手を止め、ムッとした表情で空野の顔を見返した。「え、なんだよ。ぼくが新人賞に応募したことがそんなに悪いことか」背広の上着を脱いで自分もコーヒーを......
be mine…
手紙風
一分の長さについて
餞に、僕の渡し得るすべてを。
こんな時だった。霧尾にとって静那が遠くにいるように感じられるのは。
全てがある。しかし何一つ存在しない
女たちのぬめぬめ光る唇が横一列で笑っている。自殺する日も晴れが良い。