時空座標の十二乗=-世界点。特殊相対性理論ローレンツ変換にヒントを得たこの公式が世界を変えた。この世界のどこかに存在しているという概念上の場所『時間の門』に干渉し、時間の、世界の記憶を垣間見ることができる。この公式を操り、世界の運命を変える力を持つ者達をタイムプリヘンションと呼んだ。大企業JEC(日本エレクトロニクス社)がプリヘンションの力を量産しようと、量産型を三つ生み出した。そんな出来事があってから数年が経った2018年の神戸。西神優斗という一人の男子高校生は、よく白昼夢を見ていた。眩暈と同時に白昼夢を見る。夢だと思えないほどリアルな夢を。ある日、西神の周りで次々と不可解な事件が起こって……。
「私」がいつものように仕事を終えて帰宅すると、部屋には過去の自分の「幽霊」がいた。 自分が目をそらしてきたもの、逃げてきたものはなんだろう。 「私」は「幽霊」を通して大事なものを見つけていく。
愛が壊れたその日から(旧題:運命のバタフライ)の戦いから十七年後。天才科学者時城歩の手によって、自我を持ったロボットであるココロイドが発明され、普及した。歩がココロイドを発明したことによって、世界は再び大きく揺れ動き始める。 藍野愛莉という一人のココロイドに恋をした一人の少年と、歩たちTSAOラボのメンバー、そしてココロイドの製造販売をしている大企業JEC……三つの立場で描かれるSFミステリー小説。運命シリーズの第二弾! あなたにも、ココロがありますか?
「──もっといっぱい、抱き締めて下さいますか?」 ある日地球へやってきた宇宙人には「ケモミミ」が生えていた!!? 《彼等》と呼ばれるケモミミな人々と共存する世界で繰り広げられる、ちょっと和める日常系SFイチャラブファンタジー。 (概要はラノベっぽくまとめてみました)
阿理沙はある夜、渋谷駅で無差別テロに巻き込まれる。犯人達は、動く死体に殺された。 操っていたのは従兄弟の泰河。その正体は、脳内に<ネジ>という未知の器官を有した、進化した人類<クロックワーク>。 彼らの特徴は遺伝し、ある条件が揃えば生態系を激変させるほどの天変地異が起こるという。 旧人類との共存を望む謎の組織「サーカス」によって暴かれる、泰河の母親の陰謀とは? テン年代能力系バトルノベル、続編執筆快調!
主人公の男子高校生が、通学中によく見かける公園で、同い年の女子高生と出会い、その人と相思相愛となります。 しかし彼は、別の女子高生と交際中。 しかもその女性が、以前から公園内に出現すると噂される幽霊ではないかと聞くと、それを確かめに公園へ。 真夜中、雪の降りしきる公園内では、まるで白昼同様の輝きを放つ、空へと続く階段を、同様に溢れんばかりの光を放つ彼女の姿が。 彼は迷うことなく、彼女を大声で呼び、彼女はそれにこたえるように、彼のもとへと駆けつけます。 彼は、彼女に自分の気持ちを告白し、彼女も好きだと答えました。 キスをしようとしたら、彼女はさらに強く光を放ち、階段とともに姿を消していました。 その後……という内容です。