「吹雪となれば」の番外編です。 天正十(1583)年、晴れて夫婦となった嵐と若雪は、石見国の友人・小笠原元枝を訪ねて旅に出た。無事に目的地へと辿り着いた二人だが、野盗が最近出没するという不穏なうわさを耳にする。 「雨が降って あなたと出会い 花が降った その夢を 何度でも」 写真は牡丹か芍薬の絵を以前に描いたものです。
動物園の中にある小さな遊園地、そこには観覧車がある。それに乗ると迷いが解けたり、何かを思い出したりすることがある。昭和後期、私は土曜の仕事を終えて、今日三歳の誕生日を迎えた娘を連れて観覧車に乗った――。
舞台は大阪城。謙信公が遊びに来たり、大谷さんが鶴姫さんと舞楽に興じたり、大谷さんと三成さんが恋バナっぽい会話をしていたり。 まぁ、まとまりのない普段通りの、日常の一コマという感じです。 エロはございません。 見方によって、エロすれすれの描写はありますが♪ ですが、だからこそ後々、最後の陽だまりは何処だったろうと思い返すには、丁度よい宴になったのでは、というお話です。
1869年。壬生浪士組にある男が、入隊。 男の名は尾形俊太郎。 尊皇攘夷思想が強い肥後出身のこの男は、やがて一番弱い副長助勤と言われながらも、アクが強い隊士達を束ね上げていく。 それと同時頃、浪士組内の機密流出が疑われ、副長の土方は尾形を疑い、俺、原田左之助に監視を命令した。
時代は江戸。 腐敗したとある藩の支配する街で、藩の役人が殺されるという事件が多発していた。 闇夜でおともなく忍び寄る影。 それは、桜華ひとつの姿だった…、
長編になったらいいな…と思いながら頭の中に思い描いていたものをメモ的に書き散らかさせて頂きました。 メモをまとめていつか長編になる日を夢見て。 そんな陸遜のお話です。
豊臣秀吉×毛利元就。いかにして、覇王は詭計智将に引っ掛かったのか、というお話です。秀吉さんは絶対、隠れヤンデレだと思う。そして元就さんは絶対、虚弱体質だと思う。だとイイ。すごく萌ゆる・・・♪ エロ、あります♪
19世紀フランスを舞台に描かれる、4人の少年少女たちの数奇な運命。待ち受ける困難に彼らはどう立ち向かっていくのか。児童小説風冒険活劇。【連載中】