あらすじ:同盟の証として妻の人質交換をした喜林義郎と出海浪親。妻を送った先が元夫のところであったことを知った浪親も、浪親が自分のさらわれた妻をめとっていたことを知った義郎も、驚き、激怒しますが、その三人の子である珊瑚もまた、この人質交換により大きく運命を変えていくのでした。 このエピソードは複雑な親子関係を持つ珊瑚を主人公としているため、45と46の間に上げた相関図を参照していただくと、分かりやすいかもしれません。
宗教の垣根を越えて世界哲学を成せば、世界永遠平和がなせるはず。
あらすじ:人質交換により、浪親にさらわれた穂乃との再会を果たした喜林義郎。一方、浪親のもとに送られた蝶姫は・・・。
【慶長五年、凡将秀忠をおもう】凡将とは、徳川二代将軍秀忠のことである。 関ヶ原の合戦にて後世までの汚名を被った秀忠を、家臣達、父、そして彼自身の目線で書いた短編小説。
この物語は歴史上の人物をモチーフにしていますがフィクションです。 江戸時代、死刑執行人として名を轟かせた山田浅右衛門をモデルにして、俺的設定で俺的ストーリーを書いてみました。 今回のテーマは、家業への疑問や怖れを抱きながらも主人公がなんとか乗り越えようとする、そういう話を描いてみました。
あらすじ:戦が終わり、百合の君こと穂乃は古実鳴に人質に出されました。それは穂乃の、というよりそれぞれの人物の新しい戦いの始まりでした。
あらすじ:荒和二年十二月、猟師の蟻螂は、山賊・出海浪親に妻の穂乃をさらわれてしまいました。妻を取り返すため侍になった蟻螂は、君主の妻をめとり喜林義郎と名を改めます。一方、出海浪親は穂乃と夫婦となり、城を乗っ取り、隣国の君主となっていました。義郎は穂乃が浪親の妻になっているとは知らず、浪親と同盟を結び、人質としてお互い妻を差し出すことを提案したのでした。(人間関係がややこしいので、何週間か前に出した相関図を参照されるとよいかもしれません)。