「僕」の中でなにかが引っかかる「彼女」。 彼女の言動に苛立って仕方ないのに、くすぐったい。 そして、今年も僕にとって忘れられない「あの日」が近づく。 「過去」「僕」「彼女」との微妙な距離感を描いた、不器用な恋愛小説です。 前作「ヘビとカエル」の続きだったりしますが、単体でも読める内容です。
和裁職を生業とするヤエの世界は閉じられていた。 ヤエは此儘ずっと変わらぬ日々が続くと思っていたが…
短いですから読んでみてください。 こういったお話を書く事は初めてなので、ほかの人の反応がしりたいです。 題名はないのですが書かないと投稿できないみたいなので、適当ですがつけました。 どうぞよろしくお願いいたします。
世の中にはろくな男がいない―。 そんな中、以前尚央のことを好きでいてくれた男―辰彦の男を思い出す。 もしかしたらあの人は私の運命の人だったのかもしれない。 あんなにも、想ってくれていた人を、何故手放してしまったのだろう。 そんな過去の恋愛に後悔して毎日を過ごす尚央に、辰彦との突然の再会が訪れ― 受け入れ、愛してもらいたい女性と一人の女性しか愛せない、不器用な辰彦の物語。