昭和40年代の小学2年生の夏休み。謎の生物を見つけるため沼に向かったボクたち。 あのころはすべてが不思議で、すべてが大きくて、すべてが楽しかった。 ノスタルジックな昭和の思い出。平成生まれの方にはファンタジーなのかなぁ。
追い詰められた父と息子の魂の旅路。行先は果たして・・。一応ファンタジーなのですが、父子家庭、児童虐待など辛く暗いテーマを扱った作品です。
おばさんはいちごのショートケーキをごちそうしてくれたが、いちごを決して食べさせてはくれなかった。 昭和の臭い漂うノスタルジックでキッチュでほんわかな怪奇小説です。
IT企業を立ち上げ、勝ち組と言われる男性。その夢に突然あらわれた「たらればの神」。その神様に望むのは普通の妻をアイドルに換えてほしいこことだった。
『そうかね。何もかもをわかっているならいいんだよ。』 そしてまたこの老人の言葉が俺を腹立たせた。 『いいえ、何もかもをというわけではありません。この条約、つまり我々ベガとカトレアとの間で決定されたこの条約についてですが。私は一人で誰にもばれずに最重要任務だということだけを言われ、ここまできました。いいですか?私がここまでくるのに、かなりの時間と労力がかかっているんです。そして時差もあります。しかし、私はこの条約の中身については何一つ知りません。この書類に書かれたことは何もしらないんです。つまりこの条約に意義があるのかどうかすら。わからない。』 俺が冷たく言い放つと老人はゆっくりとそんなことはどうだっていいというよに口を開いた。 『ふっふっふ。おもしろい人だねキミは、えぇとたしか白氷《はくび》君だったね?』 『はい』と俺はいった。
五〇〇年前に世界から幽閉された国・ロストヘブン。 何故、幽閉されたのか……その答えを知る者はロストヘブンの首都・大都市エデン内で一部の人間のみ。 世界中から監視されているその閉鎖国内で、五〇〇年前から企てらた計画が発動されようとしていた。 ……だが、その計画を完遂させるには『一人の男』の覚醒が必要不可欠だった――。
種を超えたテレパシー。12歳の葵が愛犬キートンと本当の自分を見つける物語。 最終版です。一度読んでいただいた方も再度、間違いさがし感覚で読んでいただいても楽しいかもしれません。
春に高校1年になったばかりの佐藤輝樹は15年前に家族に置き去り された。輝樹は施設で育つが、中3の時に全国の中学生が受けるテストで 全国10位という成績のために次世代の真言高校にスカウトされる。真言高校は週に1回MGCという試合で学校で配布された携帯端末キャリーを使い優勝すれば賞金10万円が贈られる。 施設から仕送り程度のお金はででくるが施設に仕送りをもらえるのは1年間なのでお金のことを心配して入学してから、すぐに輝樹はその試合にでるが、長田千佳というけっこう可愛いお嬢様に出会う・・・。
ベーとノワールの襲撃翌日。仮想世界は混乱に満ちていた。そんな中、陽次は事情聴取のため警察へと呼ばれた。その帰り道、彼はある人物と出会う。True Sky Memoriesの六話目です。