芸術学部への進学を目指し、毎日近所の湖でスケッチをしている茂里。夏休みのある日、彼女は湖上に立つ八重垣姫を写真に撮る恩田志朗と出会う。 八重垣姫が誰なのか知らない茂里は、生粋の地元民である親父に話を聞く。以来八重垣姫はたびたび茂里の妄想に登場し、恋愛について口を出すようになる。 ある日茂里がいつものようにスケッチをしていると、足の悪い男が近付いてくる。するとその男との接触を阻むかのように、一匹の白蛇が茂里の前に現れる。
なぜ、こんなにも海が恋しいのだろうか。 運命を抱えた少年と少女が選ぶ道は、果たして何に続くのか。 さざ波の音を感じるファンタジー。
飛び降り自殺。 エントランスの防犯カメラに映ったのを最後に、自殺者は姿を消した。 マンション管理担当者のポチと、幼なじみで受付嬢のタマが、シロウト推理で謎を解き明かす。 平凡なマンションに潜在する『マンションの闇』が絡み合い、事件は意外な展開をみせる。 そして、幼なじみ以上・恋人未満な二人のカンケイはどうなる? 【作者注】本作品の一部には、R指定ほどではない性的な表現があります。性的な表現の苦手な方はご遠慮ください。本作品はフィクションですが、実際にあった話や状況などを織り交ぜた、いわばセミフィクションです。そのあたりも楽しんで頂ければ幸いです
掌編小説第3弾です。今回は何だか大人な感じで、性を通じて男性と深いつながりを持つことを怖がる二十代後半のとある女性の悩みと葛藤を描きました。ちょっと変わった男のヒトとの都内のホテルでの夜の一コマです。北鎌倉の晩秋をしのびます。 表現には配慮しましたが、性のそのものの問題についてを扱うのでやや成人向けです。(セックスはありません)強い性表現があるわけではないし別にいやらしい話ではないので、広く色々な方に読んで頂きたいのですが、一応、おことわりしておきます。それでは、よろしくお願い致します。
これは死にたがりによる、生きたがりな話。 今回は『愛してしまった話』(「小説家になろう」さんのささかま。のページでも重複投稿を行っている作品です)
これは死にたがりによる、生きたがりな話。 今回は『すがりつく話』(「小説家になろう」さんのささかま。のページでも重複投稿を行っている作品です)
掌編小説です。初めて挑戦してみました。これは恋愛もの、と言えるのでしょうか。純文ぽいです。18禁になるような描写はなるたけ避けましたが、ちょっと話しにくいところを表現しています。初体験を終えた高校生の女の子が同じ時期に手に入れた、もう一つの経験がテーマになっています。よかったら、ご覧になってみてください。