本作品はPBW『Baroque Night-eclipse』の二次創作小説です。 姉妹のクリスマスのワンシーン。
本作品はPBW『Baroque Night-eclipse』の二次創作小説です。 ようやく一日目終了です。ステラ率8割超のルーナさんまじシスコン。そんな感じ。
吸血鬼の娘とその父親、そして侍女が一人。現在の住居に飽きた一族は欧州へと旅立つ。新天地での生活は、治安が悪かった前の土地よりも波乱万丈に満ちたものだった―――― 狂信と異端、純愛と偏愛、兄弟と家族、信頼と裏切り、人間と吸血鬼。 シャルロッテは知っている、触れること、キスをすること、その意志ひとつで世界が姿を変えること。シャルロッテは望まない、自分の世界が変貌してしまう事を。だから願うことは一つだけ、世界がその姿を変えてしまわないように、他者の侵入を拒絶し続ける。その代り、他人の世界が変わってしまったとしても。 くちづけ一つで人を殺せる彼女には、その心の中には誰一人として、踏み込んではならない。
赤錆びた鉄橋、赤錆びた山々。それらと同調するかのように赤く燃える空、雲、そして太陽。その向こうにある天を貫かんとする幾つもの塔。鉄橋の下には冬に向けて水温の下がりゆく渓流が流れ、中洲に咲いた朱い花から流れでた蜜を引き込み朱い筋をその流れに描く。そこにあるのは、よくある秋の風景。一面が赤く塗りつぶされた世界――――
もうすぐ、クリスマス。と、言うことで魔法犯罪を捜査するチームMCAIの短編アウターストーリーを。クリスマスの日、ユーナたちが街で出会ったのは、無許可営業のサンタクロースでした。非合法の魔法使いの老人が彼らに起こした小さな夜の奇蹟とは。拙作『MCAI(魔法犯罪科学捜査班)』をお読みいただいた方も、これからという方にもぜひ。よろしければ最後までお楽しみください。