ある朝、ベランダに一羽の鳩が迷い込んでいた。 毎朝のように、洗濯物にフンを落としていくのは、 この鳥なのかと思ったけれどどうやら違うらしい。 鳩の脚に括られた通信筒――伝書鳩の証。 迷子になっていたことを飼い主に知らせるため、 わたしは一通の手紙を鳩の脚に括りつけた。 わたしと彼の不思議な文通がスタートする。
宇宙エレベーターが閉鎖される記事は新聞の片隅にひっそりと載っただけだった。
電波届いてる?