赤い瞳――――― これは前世での血の色なのか、それとも前世の記憶を宿す大輪の華なのか。 日常に憧れ、非日常の暮らしを一部に持つ榊命。 高2の夏、同じ秘密を持った二人と秘密を共有する。 太陽のように眩しい高校教師、蓮見陽杜。月のようにどこか冷たい美しさを持つ藤家月音。 神社の失われた二体の狛犬 命たちに襲いかかる魔の手 そして現れた謎の男 全ては前世での愛に結びついていく―――――― はじまりの第一章です。
大学院一年生の景子は、一つ年下の大学四年生の文也と付き合っている。その前には大輔という恋人がいたのだが、大輔が就職し、勤めの関係で名古屋に去った一年ほど前から文也と親しくなったのであった。本作品では、過去に景子との付き合いがあった塾の先生や大輔との思い出を絡めながら、景子の一夏の様相が書かれてゆく。
僕はあるときトラックに轢かれてしまった。 ある猫を助けようとして…… んでもって意識不明の重体らしいぼくのもとに現れたのは 金色の猫だった。 「お主猫として生活してみないか?」 「――それじゃお願いしようかな」 そんないきさつで猫になったぼくのほのぼのした物語。
ボーカロイド「初音ミク」に魅せられた一人のファンの、活動記録風フィクションです。 好きなものへ抱く強い情熱は、日々の暮らしに潤いを与える事でしょう。 ・・・度を超すことがなければ。 ※この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。 ※一部に不快を催す表現が含まれている可能性があります。
天正6月2日、続く第2章です。舞台は、本能寺、事変後の京都。多くの人たちの思惑を抱えたまま、天正6月2日は二転、三転していきます。と、言うわけで本能寺の変を舞台にした、歴史巨編(!?)続編です。前編からお読み頂いている方、タイトルでちょっと興味が出てきた方、出来れば最後まで、お楽しみ頂けたら幸いです。
天正十年旧暦六月二日、この歴史的な日、信長を狙撃する。女倭寇の夷空は、自分の大切な海と仲間たちを取り戻したかった。火術師の少女あざみは、信長に殺された師の恨みを晴らしたかった。でも、二人は知らない。その朝まさに、明智光秀率いる四国討伐軍が本能寺になだれ込んでくることを。 本能寺の変の舞台裏をテーマにした、歴史小説です。長すぎ(!)なので、きりのいいところまで執筆したら、随時アップしていきたいと思ってます。狙撃手の女性と、爆弾使いの女の子を主人公にしてみたちょっと変わった(?)時代小説なので、出来たら最後までお読み頂けたら、すごくうれしいです。
落下から始まる物語1〜10をまとめたものです。 文化祭、転校生、殺人事件、陰謀、恋愛・・・ 今から100年くらい未来の世界で、大人や子供が現在と変わらない、ありきたりな営みを繰り広げ、 大人は仕事に、子供は成長に、皆が自分の人生に励み、世界は回る。 そんな物語になると良いと思っています。
二次創作ですがフレとの思い出を残したくて作りました 読んでくださるとうれしいです4
本能寺の変を題材にした女海賊・夷空と火術師の少女・あざみの物語、第3編です。ここではついに、夷空とリアズとの因縁の過去、そしてあざみと家康との間に隠されたある事実が明らかになります。傷だらけの夷空の肉体の謎、あざみの家族の秘密、すべては天正六月二日の陰謀に結びついていきます。舞台は再び堺へ。冒頭は、宗易(利休)のじっちゃん怒ってます。