「今が楽しければそれでいい」 石田 孝空(イシダ タカラ)は高校2年の夏、進路希望調査を白紙のままで出した。彼には将来の夢が全くなく、それを見つける気すら起こっていなかった。目先のことだけを考えてきた孝空は落ちこぼれと言われる存在になりつつあった。 2020年、7月7日。 昼休み、学校の屋上に偶然用事があった孝空はそこで、彼が密かに想いを寄せている少女、 神原 紗流々(カミハラ シャルル)に偶然出会う。照れ戸惑う孝空に対し、彼女は突然、謎の質問をする。 「今日で……世界が終わるとしたら……石田君はどうする?」 唖然とする孝空に彼女は、さらに自分が人間ではなく、神に遣わされた死神であることを告白する。 世界の終わりの青春黒歴史ファンタジー。
お久し振りです。色々有り、更新遅れました。 第九話は手抜きです。嫌々、嘘。 新キャラのぞみの登場でお話はどう変わるのだろう。 と私は思っています。 第十話は考えてます。 ~魔法少女達、空を駆ける~ これからも宜しくお願いします。
一般社団法人 日本ソーシャルマイノリティ協会 (通称新宿24時間駆け込み寺)代表・玄 秀盛の実妹の歩んできた道。 突き当たってしまったのは超えられない壁ではなく、開ける事の出来る扉なのです。 苦難を乗り越え、最後に手にしたものは、「精神障がい者」と「幸せ」。
この小説は『宗教上の理由』シリーズのひとつとして、一話完結で木花村の愉快な仲間たちを描きます。今回は真耶たちが臨海学校へ。しかし自由と自律、そしてオモシロをモットーとする木花の子どもたちが普通の臨海学校をやるわけもなく…。そのぶっ飛びぶりをお楽しみ下さい。フィクションですから真似しちゃダメですよ!
─吸い込まれそうなほど長い黒髪と瞳、一見大人しそうな文学少女、だけど実は校内一の変人。 先輩は部員数2名の絵の描けない美術部部長だった。 完璧超人の先輩にはありとあらゆる可能性があった。なろうと思えば何にでもなれるスゴイ人だった。 だけど先輩は僕のそばでいつも笑っている。楽しそうにまた下らないイタズラでも考えて、僕が絵を描くのをニコニコ顔で待っているんだ。 ──これは何のことはない、僕と先輩の騒がしくて、馬鹿馬鹿しくて、そしてちょっぴりほろ苦い大切な思い出の話。 ──犬塚猫男初作品、短編恋愛ノベル──