俺の名は諏訪将人。あの日、同じ高校でつるんでいる明音、隆太、そして運ぶのにも一苦労な大荷物と共に取り残されたのは、摩訶不思議な世界への入り口だった。 落書き漫画的なノリの、仕上がり具合のゆるい物語。
これといった対策も立てられずに始まってしまう選挙。 立候補者やミニ交流祭の参加者で賑わう中、早速ロイドの選挙戦が始まる。 相手が使う魔法によってロイドは思いもよらない攻撃を受ける事になり――
試着室での話。ある太った男が身体を液体に変わる様子を書きました。サイズの合わない服、つまりは自分の身体に対してやたらと小さい服を着たことはありますか? 僕はあります。
ルタは絵を描く名人だ。彼の絵は自由すぎていつも枠からはみ出ている。絵を描き終えると、ルタはおばのルブの家に絵を持っていく。画家の叔母はルタの絵を喜んで受け取る。彼女の家の壁はルタの絵で埋め尽くされている。ルタは双子の姉のケブの息子だ。でも、本当は叔母であるルブの子供なのだ。ルブはルタにそのことを打ち明けようか悩んでいる。青い絵の具を塗りたくりながら、小さな天才画家ルタは言う。何を描いているかって?空だって、海だって、そんなことはどうだっていいんだよ。
もし、この世界を生きる意味は神様や世界が教えてくれるのではなくて、生きる意味を、私がどう決めるかを神様や世界が期待して見ている。としたら私が生きる意味は歩きながら考えて、好きなように自分で決めてやればいいじゃないか。全ての出来事には例外がある。神秘や奇跡や、その他のはかりしれない何かを期待して。 今の私なら、この仮説を信じて自分で生きる意味を見つけていこう。例外を楽しむだけの生き方で、理由は十分になれたから。だって、その先にいつか生きる意味を見つけられればいいのだから。