荒太や剣護たちと海に遊びに来ていた真白は、体調を崩す。いち早く真白の不調に気づき、かいがいしく世話を焼く剣護を、荒太と怜が複雑な目で眺める。真白はそのまま市枝と共に市枝の別荘に泊まることとなり、怜は剣護にあとを任される。しかし剣護と真白の姿を見るにつけ、今生において、妹である真白と長らく離れていたことに、怜は焦りを感じていた。
荒太とのわだかまりも解け、真白は花守の一人・金臣に伴われ、神界にいる理の姫のもとを訪れる。理の姫に薬師如来に引き合わされた真白は、再び力を取り戻す。 そのころ剣護たちは、気分を変えるため、夏休みに海に行く計画を立てる。
中学生の秋菜と、彼女の「通い妻」芽衣さんの物語。 一緒にたべるごはんがおいしいと、しあわせですね。 恋でも、恋ではなくても。