レストランで出会った少女に有無を言えぬまま殺されてしまった主人公、真酒 奈雄(しんざか なお)。 奈雄は自分が死んだと認識していたのだが、気が付くと、自分を殺した少女と共に、どこかの霊園の中心で、棺桶の中に入れられた状態で放置されていた。 レストランからの追っ手をかいくぐりながらも、主人公と少女は自分たちの正体を明かしていく。 そんなときに、奈雄は気付いた。 自分の身体から、『痛覚』が抜け落ちていることに。
伝説となっていた名探偵が失踪した。それと同時に、街では連続で殺人事件が起きている。 事件を追うと共に、失踪した名探偵を探す少年と銘探偵。 失踪した父親を捜すと共に、殺人の犯人と被害者という立場を維持し、尚且つ協力し合う少女と一人。 二つのストーリーで繰り広げてみた探偵と殺人鬼と無痛症が出てくる小説でませう。
地球は又氷河期の手前迄進み、人々は餓えで苦しむ。そんな中、一人の男は人を料理し皆に振舞う。男の目的は何なのか、一体何故行うのか。基本的に1人称で男の思考と過去を絡めて話は展開します。 食べ物が無い時代、人々は争い、苦しむ。例えどんな物であれ人々は食べ物を渇望する。極限の状態にあり人を食す事が悪なのか或いは不可抗力なのか。最後に男は一体どんな選択を行うのか。
不幸な人生に自ら幕を下ろし幽霊になった一人の男。この世に未練は無かったはずだった。しかし、一人の女性の存在が彼の「幽霊人生」を一気に変えてしまう。
東京――そこに生きる人々は、夢を追い、絶望に敗れ、毎日に追われていた。そんな時、奇怪な事件が次々と起こってゆく。怪しげな宗教組織の台頭。――人は弱いから、カミサマを、信じるものを求めていくんだ……。選ばれし四人の若者が事件を解決するべく、戦いに挑んだ。――証明してやる。この世に解けない謎なんてないってことを。果たして彼らは過去の因縁を断ち切り、つかめるのか、明日への答えを。そして、来たるべき未来を。――夜明けのこない夜なんてないんだ。
ピレネー大陸の大部分を占めるカルデア神聖大統一帝国。 その帝国を築いたのは、不幸の果てに王位に就いた女王と泥の中から這い上がった執事であった。 彼らはいかにして、帝国を統べるに至ったのか。 その壮大な物語が今、始まる。 * この小説は、「小説&まんが投稿屋」及び「小説家になろう」にも投稿しています。
とある女子高生に起きた出来事、現代のネット社会の日常・非日常な日々 私は私になることが出来るのか―
長くニューヨークに暮らした投資銀行員の相川蓮生は、別れた妻リツコと娘エツコをマンハッタンのコンドミニアム「サヴォワ」に残したまま帰国。やがて札幌で国際金融を教える大学教授へと転身していた。 学生の誰彼からとなく「恋愛先生」と呼ばれる蓮生。主には蓮生の「おんぶ」と「抱っこ」にまつわる噂に由来する渾名であった。ひとつは、蓮生におんぶされると恋愛が成就する、というもの。その実、研修医の葉子は、自ら願い出たおんぶによって蓮生の現在の恋人に収まっていた。さらには、別れたい恋人の前で蓮生にお姫様抱っこされると腐れ縁が切れる、というもの。こちらの真偽のほどは未だ知れない。 帰国して10年、蓮生をニューヨークに繋ぎ止めるのは僅かに娘エツコとの国際電話だけだったが、今回ばかりは恋人の葉子を伴ってニューヨークを再訪することに躊躇のない蓮生。リツコが家に戻らない、とエツコが電話してきたのだった。
『そうかね。何もかもをわかっているならいいんだよ。』 そしてまたこの老人の言葉が俺を腹立たせた。 『いいえ、何もかもをというわけではありません。この条約、つまり我々ベガとカトレアとの間で決定されたこの条約についてですが。私は一人で誰にもばれずに最重要任務だということだけを言われ、ここまできました。いいですか?私がここまでくるのに、かなりの時間と労力がかかっているんです。そして時差もあります。しかし、私はこの条約の中身については何一つ知りません。この書類に書かれたことは何もしらないんです。つまりこの条約に意義があるのかどうかすら。わからない。』 俺が冷たく言い放つと老人はゆっくりとそんなことはどうだっていいというよに口を開いた。 『ふっふっふ。おもしろい人だねキミは、えぇとたしか白氷《はくび》君だったね?』 『はい』と俺はいった。