平和に暮らしていたはずだった。 ある日空からやってきな怪物たち。 怪物たちによって滅亡状態にある人類は、「奴ら」を殺すため、銃を手に取り戦場へ赴く。
新たな魍魎の出現を知らされた深夜、荒太からの連絡により、剣護は怜の身に異変が起きたことを知る。 不安のままに一夜を過ごした彼は、怜の行方を訪ね、真白と共にある家に赴く。 果たして怜の安否は――――――――。 作品画像のイヤリングは、この第四章で登場する新しいキャラクターをイメージして作ったものです。アシンメトリーです。ウランガラス使用。真白にとっては懐かしい再会となります。 結んで離れ また結ぶ からまる糸は 縁の糸 時果てる星の彼方まで
『永遠のアセリア』『聖なるかな』『永遠のアセリア -The Phantasmagoria Spirits Guide-』シリーズなど、永遠神剣の世界観を解説・紹介・解答する設定資料集的なものです。あくまで原作のゲーム版とは異なり、これは原作を元に当初の設定をベースに、世界観を統一する方向に「勝手に」高瀬が二次創作しているものです。そのためオフィシャル設定とは異なる部分も多々あります。 そのあたりを踏まえて読んでいただければと思います。 基本的には、アセリアを考えた時点での当初の設定に近づけていっています。自分が脳内で暖めていた設定のバージョンと捉えて頂けると幸いです。 もちろんゲーム原作版を否定するものでもなんでもありません。 設定が二重化してしまう部分は、お好きな方を選んでくださると助かります。
人間の父母にそだれられた鶏デミーは、二階の屋根よりも高いアカシアの木を飛び越えさせようとの父の夢を実現すべく飛翔の鍛錬を心がけるようになる。人の思いは鳥にも通じるのかも知れない。 スズメ一家との交流の中でデミーはたくましく成長してゆく。両親の深い愛情とスズメの美奈の声援を受けて大空に向かって飛んでゆくのだ。人も鳥も自分に関心を寄せてくれる存在が幸せにしてくれる。
「私は、彼らとの約束を胸に、今を生きていてもいいですか…?」 国を一つ潰して世界を救った少女、エメリアと、彼女を支えた少年少女5人。 これは、彼女たちの、3か月の物語である。
強く人々を守ろうとするが故に、不器用で無愛想になってしまう王子に、優しさや思いやり、愛がなければ消えてしまう精霊の姫。王子の様々な近しい人々の知られざる過去や、自身の歩む道への葛藤・・・時には全ての責任を投げ出したい苦しみを味わうけれど、いらいらしながらも、そばで懸命に尽くす精霊姫に、少しずつ心を癒され惹かれていく。乗り越えても乗り越えても立ち塞がる困難に二人は立ち向かい・・・
長編になったらいいな…と思いながら頭の中に思い描いていたものをメモ的に書き散らかさせて頂きました。 メモをまとめていつか長編になる日を夢見て。 そんな陸遜のお話です。
それはとある男のありふれた物語。でも一人一人持つかけがえのない物語。貴方の真意と真実を問われる日が必ずや来ます。それはいつ、どこで起こるのかは私には分かりません。少なくとも彼にはあまりにも早すぎる出来事でした。
チョコレートに水を入れるとすぐに固まっちゃうんですよね。 だからバレンタインでチョコを氷水で冷やす時は、かなり神経を使います。
どちらか選ぶ機会を与えてもいいと、その白い少女は言った――。 この世界は無数の歯車の集合体である。歯車一つのあるなしで、その“ずれ”は過去と未来へ向かって波及する――気がつくと“わたし”は一面を歯車で埋め尽くす場所にいて、その場所の管理者を名乗る少女にそう聞かされた。外れた歯車を拾った彼女は、それを元の場所に戻すかどうかについて、“わたし”の意見を聞きたがっているようだった。 歯車を戻せば、“わたし”には歩ける足があって、死別した妹のいる過去がある。歯車をはずせば妹は生まれてすらこない。代わりにいるのはやさしい弟とかわいい姪――わたしはどちらを選ぶべきだったのだろう。
新たな姿を持った魍魎を倒した真白だったが、今後の戦いに対する戸惑いはあった。一方、真白から知らせを受けた怜は、荒太を家に泊める準備を整えるべく、外に出る。彼がそこで遭遇したものは―――――――――。