「彼女は望んでいない、それを」。タイトルからして、固そうですね。深刻そうですね。実際、真面目な人が読むと、そう受け取られてしまうかもしれませんね。それはそれで構わないのですが、作者・花るんるんとしては、全編ギャグのつもりで書きました。「おいおい、何言っちゃってんの!?」とつっ込みながら読んでいただけると幸いです。
記憶喪失の僕は、貸本屋をしているススキさんの家に下宿することになった。日がな一日やることがなく暇を持て余す僕に、ススキさんは「猫を借りるから世話をしろ」と言ってきた。猫貸し屋の爺さんから、黒猫を一匹借りて世話することになった僕だが、猫はいっこうに懐いてくれない。どこにあるか分からない町で、記憶喪失の主人公「僕」が出会う不思議なもの達のお話。一話完結シリーズ【かりのやどりの】
全ての攻撃をものともしない、オネータン・ジョンの圧倒的防御力!タモツとアパムは勝てるのか?
せせらぎの響く鬱蒼とした森の中、彼は不思議な衝動にかられて川の源流を目指す。透明に流れる水の音、腐葉土のぬかるみ、切り開かれた中腹の川原。 自然と人間と狂気との混淆した、得体の知れない意味不明のゲテモノ小説を、あなたに。 昆虫の描写ありますので、苦手な方はお気をつけください。