都会育ち、ゼロに等しい主人公は夏に旅先でとある女の子に出逢った。自分の夢を追い求める主人公と正反対の境遇の女の子。二人の共通点にいつしか、惹かれていく二人だが…。
梓の兄、壱星と由奈のいとこである暁仁が仕事から帰ってくる。 梓が部屋にこもりきりなのにはきっと何か理由がある。 そう確信した壱星だった。
幸せな夢を見ていたのは覚えているのに、何の夢を見ていたのか思い出せない。 そんな経験は多いのではないでしょうか。 そんな状況に、映画「君の名は。」から着想を得て書き上げた超超短編小説です。
旅行の地として有名な町のバスの運転手として就職した主人公。憧れの町でお客様を大勢のせ、喜んでもらうのが夢だった。 しかし、配属された道は山中の人の気配がほとんどない通りであった。 勤務年数と勤務態度の総合評価により、定期的に希望の路線に移ることができる制度がある。その制度で自分が夢見た「あの道」で生きるために、今日も山道を走る。