歴史から学びまた、未来から学ぶ。活かし、また落胆し、跳ねたり飛んだり、ゆっくり休んだり、焦ったり、迷ったり。励ましあって学びました。
背中越しの声に、しばらく身動きが取れなかった。どんな顔をすればいいのか分からなかった。声の調子からは、竹早君が怒っているのかどうかも判断できない。
俺はミカの運命の歯車を元に戻すと、次にミイとミキから告白された。しかし、並行世界は甘くなかった。究極の選択、二人の真実、衝撃的な事件に俺は翻弄されていく。
人口13億人を超えた日本。人口縮小のため政府は「尊厳死案」を実施することとなる。 「尊厳死案」とは国民の5分の1を無作為に選出して選ばれた人は安楽死剤を投与し、人口を減らすのが目的の案件で、その抗いようのない悲しい現実に向かい合っていく物語。