ふと夢に物語が出てきた。何かに、残したいと想い小説にしようと思った。3人の関係は、これから変な動物達が次々に登場してくる。結局、嵐は何をしたかったのか。次回、真相に迫る。
マンガラたちは,エル・レイの提案で,放牧の民の長パウのところへ旅立つことになった。食事を終え,夕闇に包まれていく丘陵をくだり,荒地を抜けて行く。果たして彼らはパウのところへたどり着けるだろうか。
アナタの見るものを、ワタシは見ることが出来ない アナタの感じることを、ワタシは感じることが出来ない アナタの言葉を、ワタシは理解することが出来ない ワタシは。アナタを、知りたいと想った アナタの心が、欲しいと思った――
只人(ヒューマン)と忌み嫌われている鬼の間に産まれた一人の青年。 唯一の身寄りであった両親との日々を奪われ人目の触れぬ森で放浪としていた彼は一人の小さな少女と出会う。 俺が生まれた意味、親を亡くしてまでものうのうと無様に生きている意味。 「一緒に、見たかった人がいたんだ」 俺は会って間もない少女にそう打ち明けた。 桜木の光に目を眇めながら。 これは、様々な出会いを通じて知る物語
カタランタの働きもあり,無事にマールの「若き賢王」エル・レイに遭えたマンガラたち一行。王邸に招かれ,そこで話を聞かされるが,エル・レイの言葉の内容は,マンガラとパガサを驚かせるには十分すぎた。少しずつ真相に近づく彼ら,何かを知るカタランタ。物語はようやく序盤を終えようとしていた。
『冒険王ンゴロ』の第一巻が出版された頃、ユズルはまだこの世に生まれていなかった。架空の世界を舞台にした大河ファンタジーで、当時から世界一長い物語になるだろうと言われていた。図書館に置かれるような本ではなかったので、最初にユズルが目にしたのは......
無事に交易船に乗り換えたマンガラたち。船は辺境の地を目指して出航する。初めての大きな船に興奮するマンガラとパガサだったが,途中に寄港した場所で認めざるを得ない現実を突きつけられる。