混沌とうねる思念はやがて詩となり、編まれた詩はいずれクニを造る。世のどこかに浮かぶ「火のクニ」で伝わる、神話めいたいくつかの物語。 ……畦道に現れるあやかしを、そのクニの人は「神サマ」と呼びならわしている。
ある日、坂本宛てに警察から一枚のハガキが届いた。ハガキには『遺失物確認通知』と書いてあった。品物は『機械製品』となっているが、坂本に心当たりはなかった。期日までに確認に来ない場合は処分するとのことなので、とにかく行ってみることにした…
クリスマスにふと考えた。 「もう死ぬか」 それを実行するまでの1時間30分ほどの小さな話です。
(おれはダイエットに反対だ)(そもそも、人類の長い歴史の中で、大多数の人間が食べ物に困らないなどということは、極々最近の出来事じゃないか。それまで人類は、飢餓を乗り越えてやっとありついた食べ物を、なるべく効率良く体内に蓄えるため…