一つの村から村人が消えた。村の住人の素性を知ればわかる。
桃の実の皮に生える茸が見つかった。その茸はーーー
古代遺跡の調査に行き、林の中で一つの石を拾った。茸の化石のようだが
古い木造一軒家を借りた。壁から音が聞こえる。中では茸が詰まって動いていた。
山の中で歯がたくさん捨てられている塚が見つかった。塚の下には古墳がみつかり、茸がミイラのように布にまかれておかれていた。
退職男の茸の妄想、幻想
蟻地獄があったところに、茸が整列して生えた。茸が光り、信号を発しているようだ。
空から粉が降ってきた。その成分とは。そしてそれはどこからくるのだろう。
手が動いてしまう。少年は店の前の椎茸をポケットに入れた。
茸で作った饅頭がよく売れる。朝早くから待っている人がいる。その饅頭の茸が何をしでかすのか
新幹線の中で拾った赤い小さな茸。茸にはマイクロチップが埋め込まれていた。
過疎地の空き家を改造して住むことになった。なぜか献血車が回ってくるようになった。その目的とは?
動物園のオラウータンが刺された。一匹だけではない。
その猫カフェでは、猫を冷やして遊ばせてくれる。そのカフェがある場所は昔猫がよく捨てられていたところだった。
珈琲店でコーヒーを飲みながら前の交差点を見ていると、渡った人の数が減っている。
退職した年寄りの児童心理学者の部屋に遊びに行くぼおや、大きくなったらなにになるのだろう。
小指にはめていた蛇の指輪。請われて譲ってしまった。そのあと、小指が腐り始めた。
隣の町に行くバスをまっていると、同級生の女の子の車が偶然来た。のせてもらったのだが怒らせてしまいく途中で下された。雨が降ってきた。歩いていた男はちょうど来た車に乗せてもらったのだが
夜中の二時、銀座の裏通りに針金のように細い足を持った痩せた少女が現れる